「Chango Walk 2015」紀行文

文 チェジェチョル

チャンゴウォーク2015 Part10 金海~密陽~清道


-2015/9/12- 只今、낙동강(ナットン川)を越えました。色んな思いが溢れ出ました。ひょっとして、祖父も日本に渡って来るときに通ったかもしれない道を歩きながら、チャングを思いっきり叩いて見ました。 川の東西で見える景色。感情が激しく揺れ動きました。そして、김해(金海)に向かっています。



-2015/9/13- キメ(金海)まで、来ました。 韓国の山並み、ポコンッ突き出てる小山が多くて、とても可愛いいです。パッと、見渡すと360°に近いパノラマで山のお絵描きを楽しめる事に気付きました。四方八方、山に囲まれながら進むソンジュまでの道のり、楽しみです。今日はミリャン(密陽)方面へと進んで行きます。

只今、韓国で初のちょっと山道越え。凄く気持ちが良いです。 途中、地元の叔母ちゃんに、 「どっから来たん? 東京? 何で?(笑)」 と言われ、皆で笑ってました。 ミリャンが近づいて来てます。 道路標識で密陽を発見しました。 歩いて叩いては、ビールとお茶と。ちょっとずつ進んでいます。 韓国の道端に響くチャンゴの音。面白いです。



-2015/9/14- 昨日はミリャンの南側まで入りました。道すがら、一台の車が我ら二人の横を追い越して、200mくらい前方で止まり、そしてケンガリの音が聞こえた時には、アホになって気が狂うかと思いました。イム スンファン兄が辛いチキンを携えてやって来たのです。韓国まで歩いて来て本当に良かった。スンファン兄さんと出会えて本当に良かったと心から感じていました。日本からやってきた太鼓叩きが、韓国道端を太鼓叩いて歩いてる。そして、韓国のケンガリ打ちが出迎えて、田舎道を共に楽器鳴らしながら歩いてる。ハレの舞台や特別なステージではないけれど、とっても特別な時間が空気が流れていました。人と人のつながり、チャングのリズムのつながりが幾重にも重なって生まれた感動でした。日本と韓国の海をまたいで「チャング叩いて歩く」というアクションの波紋が、韓国の土地でジワリと広がったように感じれて、嬉しい限りでした。



スンファン兄と一緒に夕飯を食べた後、寝床探しをしていました。地元の人に教わったナイスなテントポイントで寝る準備を、整えていたら、

地「それチャングじゃん!叩くん?」と聞かれ チェ『はい』と、答えました。

地「叩いて見て」 ちょっと叩く 地「すげーなお前、歩いて叩いてんのけ〜 うちの先生を今呼ぶわ。」 チェ『?』

余りに突然のやり取りで、驚いていたのですが、声を掛けてくれた方が、この地域の農楽の団員の方らしく、程なくして先生がチャングとケンガリを持って来てくれました。 先生 「じゃぁ〜 やってみよう〜(笑)」

と言って、夜9時〜12時まで삼랑진 サムランジンの農楽の方達と猛烈セッションをしました。止まらないです、先生方。日本から歩いて来た太鼓叩きに興味と、共感を持って下さり、一緒に叩いて音で会話をして、野外でラーメンを御馳走してくれました。様々出会いは有ると思うけど、本当に思いがけない濃厚な出会いでした。先生達に、感謝です。今日はミリャン市まで進みます。



-2015/9/15- 山、山、山。只今、ミリャン市街地です。「密陽(ミリャン)」山に囲まれてる地域。到着した時の陽の明かり、ひそやかで、コトバにならない程、本当に美しかったです。昨日歩いた道のり。継続して360°山の稜線が見渡せる場所が多く、様々に変化していく自然の造形美を堪能しながら歩いて叩きました。色の濃淡、奥行き、陰影、急激な山の峰のなぞり絵。山の起伏の有り様が、ブアッと自分に降ってくるかのような地域一体、すごいです。




ナッドン川から、ミリャン川に水の流れが変わり、北上しました。目の前に広がる韓国の稲穂の緑と黄色。唐辛子と선지 ソンジ(牛の血のかたまり)の赤。そして抜けるような空の青。山あいの道のり、色んな色に囲まれて進みました。途中渡った三上橋。その光景、一瞬で心に刻まれました。明日はどんなだろうか? テグ大邱 方面を目指して進みます!


-2015/9/15- 韓国での動き&スケジュールが怒涛になって来ました。少しFacebookのアップが遅くなるかもしれないですけど、安心して下さいね。ついにナ グムチュ先生、会えるかもしれないです。チェ、ちょもさん、共に良い感じです、チョンドにて。


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