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「Chango Walk 2015」紀行文

文 チェジェチョル

チャンゴウォーク2015 Part9 釜山~金海へ


-2015/9/10-

只今、釜山はクァンアンリ海水浴場近くの宿に居ます。イ・ギョンヨプ先生(木浦大学)のご紹介で、釜山教育大学のシム サンギョ先生を訪ねて行きました。初めて足を踏む入れた釜山。テジクッパ(豚肉スープご飯)&スンデ(腸詰)を食べてみようという事で食堂へ移動。最高に美味しかったです。シム先生と色んな話しをさせてもらいました。先生が昔4〜5日でソウル~釜山までを自転車旅行した時のこと、東海岸のシャーマン祭礼のこと、そして放浪する楽士達のこと等、釜山で聞く韓国の土地の情報を、とても新鮮に感じていました。韓国に入って初日目から、本当に素晴らしい出会いをさせて貰って、感謝の思いで一杯です。


これからの歩き旅の準備として、最近では余り使われていない「紙の地図」を探す事に。なかなかこれが見つからず、ならばと図書館の大判地図帳をスキャン&コピーして『これならば大丈夫だろう!おぉ!』という事で、紙ベースの地図で、チャンゴウオーク2015の最終目的地 星州(ソンジュ)へと通る道のりを確認しました。

地図を眺めていると、高ぶると気持ちに加え 「今、自分は韓国に居る。東京の家から徒歩と船を使って、韓国に辿り着いているのだ。」という事実を噛み締めていました。2009から始まったチャンゴウォーク。6年掛けて、自分の足で基本歩いてここまで来ました。その間、様々な出会いや変化が有りました。人や土地と接する度に、「自分は何者なのか?」と何度も生まれた問い掛け。明日から、ほんの少しでも、その問い掛けの答えを感じ取れたら、本当に有難いし、幸せです。 『キョンサンプット ソンジュグン チサミョン オーチョンドン』

子供の頃から呪文のように唱えていた父方故郷の地名。


今はもう変わっているかもしれない、故郷の名前。その場所に自分の足で立って感じてみたいと思います。そしてゴールまでの道のりを楽しんで、踊って、出会って、話して、味わって、進んでみたいと思います。 朝鮮通信使の先輩方、本当に凄いと感じます。江戸時代、この遥かなる道のりを300人を越える一団で移動していたと思うと驚くばかりです。当時、飛行機は無いから「復路は空路で帰る」とか、言えない状況下。そんな難しい旅の環境を乗り越えて、日本各地で交流をしていたことを思うと、胸が熱くなります。クァンアンリ海水浴場、夜の海の波音が、心地良く耳に入ってきます。いざ、明日からチャンゴウォーク2015 韓国編開始です。



-2015/9/11-

始まりました、チャンゴウォーク2015 韓国編。今日は釜山から金海に向けて進みます。 朝一から釜山の海とお話しをするようにチャングを叩いてみました。最高に嬉しいです。


ちょもさん、韓国語を一つ学びました。 アルファベット 「C」 カタカナ 「ト」 カタカナ「ロ」 アルファベット「Aの逆」 アルファベット「H」 これで分かりますでしょうか。 ハングル凄い読み方するなぁ〜と驚きです。


今日は、釜山の浜(クァンアンリ海水浴場)スタートでササン駅近くまで進みました。初めて見る釜山の街並み、人の雰囲気、そして街に鳴り響いている色んな音を感じて歩きました。ソンジュに向けて、どんな道のりが続くのか、事前勉強を全くせぬまま動いていますけど、繁華街に出ると、心もカラダも浮いて来ます。夕飯で食べたサムギョプサルとオカズ一式。カンジャンケジャンもとても美味しく、明日からのエネルギーを蓄えました。以前から、釜山てこんな感じかな〜と思っていた風景が目の前に表れてきて、心弾む一日でした。 明日、金海を通って進みます。




2015年9月11日。釜山の海辺から歩いた15kmの道のり。本当に貴重な経験となりました。どの場所に何が在るのか? 歩きながらカラダで感じ取って行く道中、色んなことを思います。ビュンビュンと走り抜けて行く車の運転状況。一言で危ないとは言い切れない速いテンポ感の道路のリズム。道を行き交う人達の目線、歩くスピード、そしてすれ違う時の「間合い」。日本では感じれられないフィーリングが山のように有って、街を1日歩いてみて、少し整理をしています。 目的のソンジュは130km先。

東京〜大阪 550km (2009年&2015年) 大阪〜博多 600km (2010年) 釜山〜ソンジュ 150km (2015年)

どの道、どの地点も全て大切ですけど、これからの130km。チェにとって本当に貴重な道のりになると感じてます。 その土地、山、川、木、風、人、建物、匂い… いきなり全部は受け止めれないと思うけれど、韓国の様々なエネルギー(要素)が自分のカラダの中を通り抜けて行けるような、そんな心持ちで、歩き、叩き、進みます。 チャンゴウォーク2010西日本の道中、尾道で登山をしているオバちゃんから教わった言葉が頭をよぎります。 「遠いゴールも一歩踏み出せば、一歩近づく。一歩踏み出せば、一歩登れる。大丈夫近づいてるよ。」このアドバイスを胸に抱きながら、歩いて、叩いて、進みます。


-2015/9/12- 只今、낙동강(ナットン川)の川越えをしました。色んな思いが溢れ出ました。川の東西で見える景色。感情が揺れ動きました。김해(金海)に向かっています。

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